①富士登山の吉田口トレイルの出発地点であり、パワースポットとしても有名な北口本宮富士浅間神社 ②日本三大金運神社で有名な新屋山神社 ③日本を象徴する「富士山」「五重塔」「桜」が同時に1枚の写真に収めることができる、世界的に有名になった新倉富士浅間神社 ④864年の富士山大噴火を機に、富士北麓側に初めて建立された歴史ある河口浅間神社 ⑤699年に霊峰富士山の二合目（海抜1,700m）に祀られた富士山中最古の神社。1974年に富士山二合目の「本宮本殿」が現在の場所に移築され、広い境内に「本宮本殿」と「里宮」の二社が祀られている御室浅間神社

北口本宮富士浅間神社 富士登山の吉田口トレイルの出発地点であり、富士山の世界遺産の構成資産の一つである北口本宮冨士浅間神社は1900年以上の歴史があり、太い幹の杉林に囲まれた参道を歩いていくと、木造としては日本最大級の大きさを誇る「冨士山大鳥居」が目の前に現れてきます。厳かな雰囲気のパワースポット神社としても有名です。

新屋山神社 日本三大金運神社の一つと言われているのが山梨県富士吉田市にある新屋山神社（アラヤヤマ）です。1534年に創建された同神社は、古くから地元では「ヤマノカミサマ」として親しまれてきました。パワースポットとしても有名ですので、運気を上げに訪れてみてはいかがでしょう？

新倉富士浅間神社 新倉富士浅間神社は慶雲3年(705年)に創建され、災除け・家庭円満・安産・子育ての神として広く信仰を集めています。同敷地内は新倉富士浅間公園としても開放しており、398段の「咲くや姫階段」を上りきると忠霊塔と展望デッキがあります。展望デッキから望む景色は一見の価値があります。

河口浅間神社 864年（貞観6）に起こった富士山の大噴火を鎮めるため、翌年、富士山の神様である浅間大神を祀り、建立された神社です。境内には「七本杉（ひちほんすぎ）」と呼ばれる7本のスギの御神木があり、7本のうち2本並んだ杉は「縁結びの杉」として広く知られています。これらの杉はいずれも樹齢1,200年に及ぶ巨木で、山梨県指定の天然記念物になっています。9世紀後半に起こった噴火を機に、富士北麓側に初めて建立された浅間神社であると伝えられています。

富士御室浅間神社 699年に霊峰富士山の二合目（海抜1,700m）に祀られた富士山中最古の神社で、御祭神は木花開耶姫命（このはなさくやひめのみこと）とされています。958年には富士五湖の一つである河口湖の湖畔に御室浅間神社「里宮」が参拝や祭儀の便宜のため建立されました。その後、1964年（昭和39年）富士山の歴史の流れを大きく変える「富士スバルライン」が開通したことにより吉田口登山道が衰退しはじめ、参拝者の激減や、また、厳しい自然環境から二合目の「本宮本殿」を維持することが難しくなり､恒久的に保存していくための策として1974年、この河口湖畔勝山の土地に「本殿」が移築されました｡以降、広い境内に「本宮本殿」と「里宮」の二社が祀られています。そして、2013年（平成25年）ユネスコ世界遺産委員会によって「富士山世界文化遺産」の構成資産の一つとして選定されました。